【ビルメン地獄】もう限界！職場の”めんどくさいあの人”を華麗にスルーする4つの裏ワザ
birukanri
ビル管理.com
【衝撃】ビルメン地獄現場のはずが…!? 20年選手が語る「病院常駐が天国だった」3つの裏話
birukanri
「病院のビルメンなんて、絶対きついだろう…」そう思っていませんか？緊急対応や衛生管理、常に緊張感に晒されるイメージが強い病院現場。しかし、20年以上この業界で働くベテランの私から言わせれば、それは大きな誤解です。この記事を読めば、なぜ病院現場が「楽」とまで言えるのか、その意外な理由がわかります。ビルメンの現場選びに悩んでいる方、もっと楽な働き方をしたい方は必見。あなたのビルメン人生が変わるかもしれません。
- 「地獄」はイメージだけ？病院常駐ビルメンのリアルな1日
- なぜ楽なのか？ビルメンが病院現場を「天国」と感じる3つの理由
- 楽なだけじゃない！病院勤務で得られる専門スキルとキャリアパス
- 要注意！病院ビルメンにも潜むデメリットと対策
- 結論：次の現場は病院が狙い目？ビルメンとして賢く働く方法
1. 「地獄」はイメージだけ？病院常駐ビルメンのリアルな1日
「病院のビルメン」と聞くと、多くの人が「地獄のような現場」を想像するかもしれない。ひっきりなしのナースコール、急患の対応、院内感染のリスク…。私も20年以上この業界にいるが、若い頃は同じように思っていた。だが、実際に経験してわかったのは、そのイメージの多くが「ただの思い込み」だということだ。
もちろん、楽な仕事ではない。だが、商業施設やオフィスビルのように、理不尽なクレームを言ってくるテナントや、夜中に泥酔した客の対応に追われることもない。病院のスタッフは、我々ビルメンを「業者」としてではなく、医療現場を支える「パートナー」として見てくれることが多い。これは精神的に非常に大きい。
私の典型的な1日は、朝の巡回から始まる。ボイラー、空調、電気設備の状態をチェックし、カルテのように記録していく。日中は、計画に沿った設備の定期メンテナンスや、病室の電球交換といった軽微な修繕がメインだ。もちろん緊急対応もあるが、それはどの現場でも同じこと。むしろ、やるべきことが明確で、自分のペースで仕事を進めやすいのが病院現場の特徴と言えるだろう。
2. なぜ楽なのか？ビルメンが病院現場を「天国」と感じる3つの理由
なぜ、世間で「きつい」と言われる病院現場が「天国」に感じるのか。それには明確な理由が3つある。
理由①：仕事のルーティン化と精神的な安定 病院の設備管理は、人の命に直結するため、非常にシビアな計画に基づいて行われる。「年間計画」「月間計画」がしっかり定められており、日々の業務はほぼルーティンワークだ。オフィスビルのように「昨日までOKだったことが今日からNG」といった気まぐれな変更に振り回されることはない。決められたことを、決められた通りにこなす。この予測可能性が、精神的な安定に繋がるのだ。
理由②：対人ストレスの少なさ ビルメンのストレスの多くは、テナントや一般客とのコミュニケーションから生まれる。しかし、病院で我々が主に関わるのは、医師や看護師といった医療従事者だ。彼らはプロフェッショナルであり、感情的なクレームをぶつけてくることはまずない。「空調が少し暑いようです。調整をお願いできますか？」といったように、常に冷静で的確な指示をくれる。これは、他の現場では味わえない、非常に快適な労働環境だ。
理由③：規則正しい勤務体系 病院は24時間365日動いているが、ビルメンの仕事は基本的に日勤がメインだ。もちろん宿直はあるが、商業施設のように深夜のイベント設営や、オフィスビルの大規模な休日工事といった不規則な勤務は少ない。平日日中の勤務が中心で、プライベートの予定も立てやすい。ワークライフバランスを重視するなら、病院は最高の職場の一つと言えるだろう。
3. 楽なだけじゃない！病院勤務で得られる専門スキルとキャリアパス
病院現場は、楽なだけでなく、ビルメンとしての市場価値を高める絶好の場所でもある。病院には、一般的なビルにはない特殊な設備がたくさんあるからだ。例えば、医療ガス設備（酸素や笑気ガスなど）、手術室のクリーンな空気を保つための特殊な空調設備（HEPAフィルターなど）、非常用発電機の高度な管理などが挙げられる。
これらの設備に関する知識や経験は、他のビルメンと差別化できる強力な武器になる。特に、医療ガス設備の保守経験などは非常に希少価値が高く、転職市場でも有利に働くだろう。実際に、病院での経験を積んで、より待遇の良い専門的な施設管理の仕事にステップアップしていく同僚を何人も見てきた。「楽」な環境で働きながら、専門性を高め、キャリアアップも狙える。これほど美味しい現場は他にない。
4. 要注意！病院ビルメンにも潜むデメリットと対策
もちろん、良いことばかりではない。病院現場ならではのデメリットも存在する。最大のものは、やはり「衛生管理」と「責任の重さ」だろう。院内感染を防ぐため、常に清潔さを保つ意識が求められるし、設備の不具合が患者の命に直結するリスクは常にある。
このプレッシャーに耐えられない人もいるかもしれない。対策としては、「基本に忠実であること」に尽きる。マニュアルを遵守し、些細なことでも報告・連絡・相談を徹底する。当たり前のことを当たり前にやることが、自分自身と患者を守る最大の防御策になる。また、精神的な負担を感じたら、一人で抱え込まず、上司や同僚に相談できる風通しの良い職場を選ぶことも重要だ。
5. 結論：次の現場は病院が狙い目？ビルメンとして賢く働く方法
ビルメンテナンスという仕事は、現場によって働きやすさが天と地ほど変わる。もしあなたが今の現場に不満を抱えていたり、より良い環境で働きたいと願っていたりするなら、ぜひ「病院」という選択肢を検討してみてほしい。
世間のイメージとは裏腹に、そこには精神的に安定し、専門性を高めながら、規則正しく働ける環境が広がっている可能性が高い。もちろん、向き不向きはあるだろう。しかし、食わず嫌いでチャンスを逃すのはもったいない。この記事が、あなたがビルメンとしてより賢く、そして長く活躍していくための一助となれば幸いだ。
あとがき
20年以上ビルメンとして働いてきましたが、現場選び一つで働き方は劇的に変わることを実感しています。特に病院は、多くの人が敬遠しがちですが、知る人ぞ知る「優良現場」であるケースが少なくありません。この記事が、あなたの固定観念を覆し、新たな一歩を踏み出すきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。あなたのビルメンライフに幸あれ！
自己紹介
大阪・兵庫県で20年以上ビル管理、設備管理業務に携わっています。
建築物環境衛生管理技術者、電気工事士、消防設備士といったビル管理・設備管理業界に関する資格取得数は20を超えます。
このブログでは知識やノウハウ、受けてきたパワハラ、この業界の嫌な側面等、幅広いリアルな情報を発信していきたいと考えています。
